若かりし

たまに思い出したかのように過去を綴ってみようと思います。

ええ。毎度ながら唐突ですが。なにか？(´з｀)y-～

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sugiponが初めて降り立ったのはバストゥーク。
鉱山区デモから、ガルカのご案内でコーネリアに遭遇したのが始まりです。

右も左も分からないまま武器屋を探したり(オフラインノリですね)
バザー放置の人にsayで「売ってくれませんか？」と尋ねてみたり。


オンラインの最初の【衝撃】は、
　何をすればいいのか？全くノーヒントからイキナリ始まってしまうところ
かもしれません。


今ほどネット情報も充実しておらず、「人から直接聞く」ことがほとんど。
野良PTで教えてもらう知識が、格好の「勉強の場」だったように思います。

まったく最初は訳も分からず。。。
2.3日はアテもなく、フラフラとノタレ死んでは商業区HPに舞い戻りを繰り返し。
内容の分からない募集で叫ばれる/shをじーっと聞いて競売を眺めていました。
（？あれ今も白門でボケーっとしてる状況とあまり変わｒ
そんなとき…

W(仮名)＜ LSいりませんかー？初心者でも大歓迎です～！

今でこそよくあるLS勧誘ですが。このとき初めて耳にしたsugiponは思わず即テル！
LSがあれば友達が増えるんじゃないか！と考えたのです。

S＜　あの～LSもらうのにお金、いくらするんですか？

W＜ Σ(゜Д゜;)いりませんよ！！タダです(笑)

S＜　おお！友達がほしいので、ぜひLSください！


まだチャットにも不慣れだったし、なにせ一人で心細かった…
待ち合わせを指定された「噴水の前」に勢いよく走り出しました。

S＜　今噴水につきました！

W＜  いや…目の前に見えてます(笑)　とりあえずトレードを

あらためて辺りを見回すと、目の前には初めて見る「白い鎧」を身にまとった
ナイトさん(たぶん)が/smileでお出迎えしてくれました。エモートにも感動。

S＜ 　あら；初めまして！トレードありがとう！

W＜　ｗ

S＜ 　？　ｗって何ですか？

W＜　…(´Д｀;)ヾ　まぁ…とりあえずLSに挨拶を…

とりあえずのパールのつけ方を教わり、チャットモードをLSに。
このとき初めて、チャットモードの仕組みを知りました。


W＜　新人さん入りましたー

LS＜　おー！よろしくです＾＾　＜ようこそー！　＜よろしくねー！

S＜　おお！すごい人が！よろしくです！友達になってください！

LS＜　あはは(笑)

W＜　んじゃー早速だけどお手伝い。スタンプラリーだっけ？ついてきてー

S＜　おお！ありがとうございます！　…ってもういないし！


スタンプラリーのNPCを次々に/pokeしながら先導するナイトがそりゃぁ格好よく…
将来はナイトになりたいなぁとこの頃は思っていました。

どうやらLSメンバーはバスにはいなかったらしく、W氏のみがLS会話を続けながら
近況や今後のLS活動について何やら相談していた様子。


S＜　やったー！クエスト完了！

W＜　おめｗ　また困った事があったら言ってね


…LSってイイ！素直に感動！ヽ(´ー｀)ノ



と、この瞬間は思ったものでしたが。。。




LS加入時から、当LSはなんだかNMやらの話で盛り上がっておりまして。
尋常じゃない量の会話が緑色にあふれておりました。
正直、PT中は邪魔に感じて外す事も多くなり…LS内で話せる人も少なくって…
結局LSでも孤独に感じてしまっていました…。

W氏から「最近どうだい？」と尋ねられた時だけ会話に参加していましたが
あとは？？？な今思えばネタバレ的な内容も多く、ゲンナリする事もしばしば。


そんなとき


W＜　すじぽん発見！ｗ　/poke　　(なぜかすじぽんと呼ばれていた)

S＜　見つかった！(笑)

W＜　いつもバスにいるのねぇｗ　で、今日は何してるの？

S＜　いやぁ…クゥダフ人形がなかなか揃わなくて困ってたところです；

W＜　！なんとタイムリーｗ　これからみんなで鉱山いくから着いてきなよ＾＾

S＜　マジですか！わーい！…って鉱山？


何やらパルブロ鉱山という場所で、NMが落とす武器を狙うんだとか。
誘われるままに、あれよあれよと人が増えて10人程度の初アライアンスを経験。


W＜　sugiponは殴らなくていいからね＾＾　人形だけロットして

S＜　え？？

W＜　タゲくると危ないから気をつけてー


ガスッバキッボコッ


LSメン＜　うほ！NM沸いた！おー落とした！いいねーワイワイ！
LSメン＜　いやーコレ欲しかったんですよーみなさんありがとでしたー
LSメン＜　落としてよかったねー　んじゃお疲れー　またー


LSの好意として連れていってもらったハズなんですが…
LVが低かったので、結局何も出来ぬまま。高LVがガツガツと狩った亀の死骸を
眺めつつ…言われるがままに「ロットしただけ」の30分…

うーむ…LVが上がらないとこんなつまらないモノなのかなぁ…
いやはや…面白くもなんとも…(´_ゝ｀;)



これを境に、LSからは更に疎遠になっていきました。
W氏ともログインが合わぬまま、寂しく感じていることを伝える事すらできず…。

sugiponのヴァナ日々は過ぎていきました。


砂丘にデビューして以後は会話やプレイも上達して、それなりにフレンドも増えました。
新しく出会った仲間たちと新しい別の日々を過ごし、そして新しいLSにも加入。


いよいよジュノにデビューするまで成長を遂げました。




…と、ばったりジュノ競売前でW氏の背中を見つけました。

偶然見かけた嬉しさ！当時のジュノは高LVが集まるところであり
「やっと追いついた」という気持ちと、「LSが疎遠で申し訳ない」気持ちとで
一瞬とまどいましたが。。。

ココで声をかけなければ、きっとこの先ずっと後悔するはずだ！と思い直して。



SはWをつんつんとつついた。

Wはあわてふためいた。


W＜　やぁー久しぶり＾＾　おー！すじぽん成長したねぇ！/smile

S＜　いやぁ、どうもです＾＾；　ずっとLSつけなくってごめんなさい。

W＜　いやーいいよ いいよー。俺も忙しくて入れなかったしさ

S＜　…実はフレンドのLSに入ることにしたんです。
　　　 こう…Wさん達はLVが高くて…ちょっと着いていけなかったです…

W＜　そか＾＾　自分にあったLSがいいと思うよ＾＾　がんばってねｗ

S＜　すんません…　Wさんとはずっと友達でいたいんですが…

W＜　おｋ＾＾　あーコレから出かけないと；　またねー

/wave



なんとなく胸のつかえが取れたような…
なんか、もうちょっと引き止めるとかはないの？とか(笑)

いろいろな想いはありましたけれど。全部の想いは告げることができないままに
Wさんは、おそらくLSメン達の元に走り去ってしまいました…。

あぁ…LSって…こうも簡単にヤメちゃったりも出来るものなんだなぁ…


その後、Wさんとはフレ登録していたので、フレンドリストにしばらく反映がありましたが
それもやがて、サーチには載らなくなり。。。
また別の人から風の便りに「引退したらしいよ」と、かなり時間が経って聞けました。


それから新しいLSでもひと悶着あったりもして、sugiponがLSリーダーをすることに
なった訳ですが……それはまた別のお話です。




とりあえず、自分がLSを運営した経験も踏まえて。

LSについて考えた事は

◎初心者大歓迎って言うんならちゃんと面倒みること
◎逆に初心者だから単に聞けばイイ！みたいなヤツはどうかと思う


お互いを気遣うことって当たり前だと思うのですが。
ネットに限らず思いやりに欠ける人は多いなぁと思います。
今でも何かにつけ、PC前で一人でイライラしている時があります。。。(笑)



昔、とある野良PTでキレた人が言った、とても印象的だった言葉

「あ？テメーどこのLSよ？そんな事も教えてもらってないのか？」



最近のLSは、ちゃんと人を育てたりしてますでしょうか？